ソフトウエアの更新

1. はじめに

Splashtop Gateway (v3.24.0 以降) サーバが開始するアップデートには、最新のSplashtopエンドポイントソフトウエアがロードされた組み込みのアップデートリポジトリが含まれ、カスタマイズされたスケジュールに基づいてクライアントデバイス(Windows、Mac、Linux)へのソフトウエアアップデートの配布と展開も制御します。
このアーキテクチャにより、更新プログラムの一元管理と展開が容易になり、特別なメンテナンスニーズを満たすための柔軟な制御と優れたセキュリティが提供されます。

2. 要件 

  • Splashtop Gateway v3.24.0 以降
  • ストリーマー および On-Premクライアントアプリ v3.5.8.3 以降
    • v3.5.8.3はGateway v3.24.0にパックされたWindowsおよびMacエンドポイントの
      デフォルトバージョンです。
    • v3.5.8.3は最初の「アップグレード元」バージョンとして提供されています。v3.5.8.3より前の
      エンドポイントソフトウエアバージョンは、アップグレードをサポートしていません

重要:アップグレードGatewayの動作の変更点

1.Splashtop Gateway を v3.24.0 にアップグレードすると、 v3.5.8.3 より前のクライアントアプリ/ストリーマーバージョンはすべて削除され、v3.5.8.3 に置き換えられます
サーバは、特定のバージョンの最新のソフトウエアスイートのみを維持します。

例えばGatewayを v3.20.xからv3.24.0にアップグレードすると、Gateway v3.20.xでパックされたv3.5.2.xは v3.24.0でv3.5.8.x に置き換えられます。

以下は、Splashtop Gatewayの過去4つのメジャーリリースの初期値のエンドポイントバージョンです。

Gateway v3.16.x -> 初期値エンドポイント v3.4.8.x

Gateway v3.18.x -> 初期値エンドポイント v3.5.0.x

Gateway v3.20.x-> 初期値エンドポイントv3.5.2.x

Gateway v3.24.x -> 初期値エンドポイント v3.5.8.x

 

2. Splashtop Gateway v3.24.0 をバックアップすると、エンドポイントはバックアップファイルに 含まれなくなります 。Splashtop は、最高のクロスプラットフォーム体験のために新しい互換性のあるプラットフォームを導入し続けているため、メンテナンスプロセスは、増え続けるパッケージサイズによって構成されるべきではありません。

 

3. エンドポイントソフトウエアの機能範囲

Splashtop On-Prem クライアント

プラットフォーム サポート開始
Windows v3.5.8.3(手動または自動でアップデートのチェックをサポート)
MacOS v3.5.8.3(手動または自動でアップデートのチェックをサポート)
Android サポートされていません。
(Google Play から新しいアプリを入手してください)
iOS サポートされていません。
(App Storeから新しいアプリを入手してください)
Linux サポートされていません。

 

ストリーマー

プラットフォーム サポート開始
Windows v3.5.8.3 (サイレントアップデートとアップデートのチェックをサポート)
MacOS v3.5.8.3 (サイレントアップデートとアップデートのチェックをサポート)
Android サポートされていません。
(Google Play から新しいアプリを入手してください)
Linux v3.5.8.3 (サイレントアップデートとアップデートのチェックをサポート)

 

* Splashtop SOS は、Gateway からのアップデートをサポートしていません。

 

4. アップデートの管理

自動アップデート

無人でアップデートする場合、ストリーマーの自動アップデートはGateway Web管理コンソールから
管理できます。

1. オーナーとしてログインし「管理」⇒「チームの設定」に移動します。

 

2. 「コンピュータ」項目で「自動更新ストリーマーを有効にする」の「詳細設定」を開きます。

3.ステージングと本格的なアップデート

アップデートを適用する- すべてのコンピュータ

- 配布されたすべてのストリーマーを1度にアップグレードする場合は、このオプションを選択します。

アップデートを適用する -個別に指定されたコンピュータ(コンピュータグループ)

- このオプションを選択すると、アップグレードの範囲を選択したコンピュータのグループに制限することで、企業環境でのストリーマーアップグレードの機能を検証できます。

特に多数のストリーマーが展開されている場合、すべてのコンピュータにアップグレードを適用する前に
最初はステージングプロセスとして部分的なアップデートから始めることを強くおすすめします。

4. 更新スケジュール 

開始時間

- 更新イベントを開始する適切な日付をスケジュールします。自動更新には、終了時間がないことに注意してください。つまり【有効】にすると、更新イベントが常に発生します。(下位バージョンが検出された場合)

繰り返し間隔

- 更新する間隔を決定します。スケジュールされた間隔以外で更新イベントを行いません。

更新間隔は、勤務時間外にスケジュールすることをおすすめします。

 

手動アップデート

1. On-Premクライアントアプリ

クライアントアプリにログインします。

Mac:「Splahtop On-Prem」⇒「更新のチェック」

Windows:「ファイル」⇒「更新のチェック」

※クライアントアプリは、「更新のチェック」によって手動でのみ更新できます。

 

2. ストリーマー:「情報」⇒「更新のチェック」

※「更新のチェック」をクリックしてストリーマーを更新するには、更新プロセス全体を完了するために
ユーザーの操作が必要になります。
この更新イベントは、「自動更新ストリーマーの更新スケジュール間隔」とは無関係です。

 

 

 

5人中3人がこの記事が役に立ったと言っています