Splashtop On-Prem では、管理者権限を持つユーザーが初期値ですべてのコンピュータにリモート接続を行い、管理することができます。
クライアントに管理者権限を持たせつつ、アクセスできるコンピュータを一部に限定したい場合があります。この機能を利用すると、クライアントは許可されたグループに対してのみコンピュータの追加、コンピュータの削除、ユーザーの招待などの操作を行うことができます。
以下の手順に沿って機能を有効にしてご利用ください。
グループ別管理機能の有効化
チームオーナーとしてGatewayコンソールにログインします。「管理」⇒「設定 」の順に移動します。「グループ固有の管理者のロールを有効にする」チェックボックスをオンにします。
ユーザーをグループ固有のアドミンとして設定する
「ユーザー」⇒「管理」の順に移動します。アドミン権限を与えたいユーザーの横にある歯車マークをクリックします。アドミン権限を与えたいユーザーの横にある歯車マークをクリックします。「ロールを変更」をクリックします。
ダイアログボックスが表示されます。
- 「アドミン」を選択します。
- 「通常の管理者ではなく、グループ固有の管理者に設定する」チェックボックスにチェックを入れます。
- このユーザーに管理させるグループのチェックボックスを選択してください。
グループ固有のアドミンを割り当てる別の方法
グループ固有のアドミンは、「グルーピング」からも割り当てることもできます。
「管理」⇒「グルーピング」に移動します。グループアドミンを設定するグループの横にある歯車アイコンをクリックします。 「グループマネージャの割り当て」をクリックします。
表示されるダイアログボックスで、このグループを管理できるユーザーを選択することができます。
グループ固有のアドミンができること
グループ固有のアドミンは、自分が管理するグループ内のユーザーおよびコンピュータに対してのみ、これらの機能を実行できます。グループ固有のマネージャーは、他のグループのグループ名、ユーザー、およびコンピューターを表示 できません 。
- コンピュータ名の変更
- コンピュータのメモの追加・編集
- コンピュータの追加/削除
- ユーザーの作成/有効化/無効化/削除
- アクセス権限の設定
- ユーザーの 2FA (2段階認証) および信頼できるデバイス
※
- アドミンをグループ固有のアドミンに設定すると、管理範囲がチーム全体から特定のグループのみになります。
- グループ固有のアドミン権限が割り当てられているユーザーは、「管理」⇒「 ユーザー 」から確認できます。グループ固有のアドミン権限が割り当てられているユーザーのロールには、「アドミン(グループ)」と表示されます。ラベルの上にマウスを置くと、ユーザーが管理するグループのリストが表示されます。
- グループ固有のアドミンの役割は、関連するグループがGateway Web ポータルから削除されると「 メンバー 」に変更されます。