Splashtop On-Prem クライアントアプリには、「ファイル > オプション > 詳細 > ビデオレンダリングオプション」から「ビデオレンダリングオプション」の設定が可能です。
このオプションにより、ビデオレンダリングエンジンとカラーエンコーディングシステムを設定することで、最適なパフォーマンスでリモートセッション時の画面表示にすることが可能です。
以下では、当社の検証結果に基づいてビデオレンダリングエンジンを選択する方法について説明します。
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Direct3D with YUV(デフォルト): アプリのデフォルト設定です。当社の検証結果では、ほとんどの状況下において、最小限のCPUリソースで最高のパフォーマンスを発揮します。
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SDL with YUV:Splashtop On-Prem アプリで「ビデオデバイスの初期化に失敗しました」というエラーメッセージが表示される場合、または、リモート画面がブランクになる場合は、このオプションをお試してください。これらの現象は、DirectX / Direct3D が有効になっていないか、正しく動作していない可能性があります。また、画面録画をオンにした際にリモートセッションのパフォーマンスが著しく低下する場合は、このオプションをお試しください。
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ソフトウェア:SDL with YUVを使用しても上記の問題が解決しない場合、または他のレンダリングオプションでその他の問題が発生した場合は、このオプションをお試しください。ソフトウェアオプションは、より多くのCPUリソースを使用しますが、異なるハードウェアプラットフォーム間での互換性が最適な場合があります。このオプションは、v3.3.8.0以前のバージョンでは「オルタネイティブレンダリングエンジン」という名称でした。
- RGB対応 Direct3D:このオプションは、v3.3.8.0以前のバージョンではデフォルト設定でした。 なお、最適なパフォーマンスを得るためには、Direct3D with YUVを選択することを推奨しています。