Appleは2019年10月7日にmacOS 10.15 Catalinaをリリースした。この新しいリリースでは、より厳格なセキュリティ要件があり、アプリケーションが制御できるようにするための明示的な権限が必要です。
Mac ストリーマー v3.3.2.0をインストールしてリモートアクセスを行えるようにする場合、追加のアクセシビリティ設定の手順は次の通りです。
リモートセッションが正常に機能するためには、「システム環境設定」→「セキュリティとプライバシー」→「プライバシー」の「Splashtop Streamer.app」にチェックを入れて有効にする必要があります。これらのアクセシビリティとセキュリティ設定はリモート経由では構成できないため、リモートセッションを行う前にストリーマーがインストールされたMacをローカルで設定する必要があります。
- アクセシビリティ(操作に影響)–このオプションは、macOS 10.14 Mojave以降で利用でき、リモート操作を行うにはチェックを入れて有効にする必要があります。 10.14でこの設定をすでに【オン】にしている場合は、macOSのアップグレード後に再度設定する必要はありません。なお、macOSに新規にストリーマーをインストールする場合は、この設定をチェックしてリモート制御を【有効】にする必要があります。
- フルディスクアクセス(ファイル転送に影響)1–このオプションは、macOS 10.14 Mojave以降で使用できます。 この項目がチェックされていない場合、リモートMacのファイル転送ウィンドウには、ファイル/フォルダが表示されません。
- 画面収録(リモート接続に影響)–このオプションは、macOS 10.14Mojaveでは使用できません。なお、Mac OS 10.15以降でリモートセッションを確立するためにチェックする必要があります。無効の場合、リモートセッションを行えず、ストリーマーMacにポップアップが表示されます。
- 音声認識(サウンドに影響)–このオプションは、Mac OS 10.14 Mojave以降で使用でき、リモート接続を経由してサウンドをストリーミングするには【オン】にする必要があります。 なお、Soundflowerは10.15では動作しません。
※ Mac ストリーマー v3.3.2.0において、macOS 10.15 Catalinaのログイン画面でリモート接続が機能しない問題については、v3.3.4.0で修正されました。
MacのOn-Prem クライアントアプリの場合 (v3.3.2.0)
システム設定/セキュリティとプライバシー/プライバシー
- ファイルとフォルダ(ファイル転送に影響)–このオプションは、macOS 10.14 Mojaveでは使用できません。Mac OS 10.15以降では、ファイル転送を使用するためにチェックする必要があります。無効の場合、ローカルMac上のすべてのフォルダ/ファイルにアクセスするときにシステム設定を構成するように要求するポップアップが表示されます。