Wacom Bridgeとは?
Splashtop と Wacom が共同開発した Wacom Bridge は、Wacom タブレットを使って本物のストロークを描き、遅延なくリモートコンピュータに本物のようなストロークを送信することができます。このテクノロジーは、USBリダイレクトやリモートスタイラスを使用する現在の方法と比較して、さらにリアリズム、瞬時の応答、およびより詳細なディテールを提供し、複数のクリエイティブ分野のアーティストの生産性を大幅に向上させ、時間を節約します。
Gateway バージョン v3.28.2 以降が必要です。
使用方法
ダウンロード
このインストールプロセスを開始する前に、以下のインストーラーをダウンロードしてください。
- Splashtop On-Prem Windows クライアント ソフトウェア インストーラー
バージョン 3.6.8.0 以降 - Project Mercury Build for Splashtop (6.4.5-8 以降)
WacomTablet_Splashtop_6.4.5-8.exe
既知の機能の制限
DCCアプリケーション(例:Photoshopなど)をクライアントとホストの両方にインストールして、ローカルタブレットドライバでアプリケーション固有の設定を有効にする必要があります
注意事項
ホスト/クライアントにWacomドライバがすでにインストールされている場合は、各マシンで次のことを確認してください:
ホスト/クライアントにWacomドライバがすでにインストールされている場合は、各マシンで次のことを確認してください:
- 現在のWacomドライバをアンインストールします。
- 再起動させます(※シャットダウンは再起動と同じではありません)。
- Wacomドライバをインストールします
- 再起動させます(※シャットダウンは再起動と同じではありません)。
クライアント(ローカル)のインストール
クライアントのシステム要件
- Windows10以降
- サポートされているWacomタブレット
- 推奨:NvidiaまたはAMDグラフィックスアクセラレーションシステムが搭載されているクライアントシステム
- 推奨:さまざまなマッピング条件をテストするために少なくとも2つのディスプレイを使用すること
- Splashtop On-Prem クライアント (ローカル) ソフトウェアのインストール
バージョン 3.6.8.0 以降 - Splashtop On-Prem クライアントにログインします
- SplashtopのWacomドライバをインストールします
(インストール前に以前のWacomドライバをアンインストールしてください)
ホスト(ストリーマー)のインストール
ホストのシステム要件
- ホストシステムには適切な Nvidiaグラフィックカードと最新のドライバが必要です。
- Windows10以降
- SketchbookなどのWindows Inkアプリケーション、またはWhiteboardやWordなどのMS Inkアプリケーション
- Wintabを使用するように設定されたClip StudioなどのWintabアプリケーション
- タブレットまたはCintiq Proが接続されているコンピューターから接続するマシンに、Splashtop Host(ストリーマーバージョン3.6.8.0 以降)ソフトウェアをインストールします
- SplashtopのWacomドライバをインストールします
(インストール前に以前のWacomドライバをアンインストールしてください)
接続方法
アクセス許可の設定
- チームのオーナーは、メンバーがコンピューターにアクセスできるようにアクセス設定を変更する必要があります。
- チームのメンバーで、コンピューターを追加しようとすると、上記の理由により、On-Premアプリのコンピュータリストに表示されません。 チームのオーナーまたはアドミンに連絡して、アクセス権を変更する必要があります。
Mercury Inkline-独自の特徴
ネットワークがどれほど高速であっても、リモートデスクトップソリューションのパフォーマンスがどれほど高くても、光の速度を超えることはできません。 Project Mercury にはペン先とホストマシン上のカーソルの間のスペースを埋める機能–Mercury Inkline が含まれています。 ペイントやスカルプト中に筆圧感知を合成するアニメーションテールにより、Mercury Inklineはアーティストも安心してご利用いただけます。 アーティストはインクがどこに届くかを正確にとらえることができ、リモートデスクトップ環境で繊細な効果も力強い効果も加えることができます。
Mercury Inklineを有効にする
- クライアントコンピュータをホストコンピュータに接続します
- リボンの「アクション」アイコンをクリックします
- Wacom Bridgeを選択します
- クライアントコンピュータのWacom Centerから
- 「Project Mercury」タブをクリックします
- Mercury Inklineを有効ににします
FAQ
-
どのWacomのデバイスがWacom Bridgeに対応していますか?
-
テスト済みデバイスは以下の通りです:
- Cintiq Pro – DTH-1320、DTH-1620、DTK-2420、DTH-2420、DTH-3220、DTH-167、DTH-271
- Intuos Pro – PTH-460、PTH-660、PTH-860
- Cintiq 16、22(DTK-1660、DTK-2260)
- Mobile Studio Pro– DTH-W1320、DTH-W1620
- 対応機器は上記機器に限りません。 ぜひお気軽にお試しください! また、Wacomのサイトを参照してください。 https://www.wacom.com/en-us/enterprise/creative-enterprise/project-mercury
-
-
Wacom BridgeとリモートUSBの違いについて
- Wacom Bridgeを使用すると、ユーザーはローカル側とリモート側の両方でWacomデバイスを使用できます。
- Wacom Bridgeを使用すると、筆圧、ストローク、ドラッグなどのスタイラスの動きをより快適に利用することができます。
- アプリケーション独自の設定
- Inkline
-
Wacom Bridgeとリモートスタイラスの違いについて
- Wacom Bridgeでは筆圧とストロークがサポートされています。
- アプリケーション独自の設定
- Inkline
-
Wacom Bridgeは同時接続で使用できますか?
-
1台のストリーマーデバイスに複数のクライアントデバイスを接続する場合はWacom Bridgeを使用できますが、1つのクライアントデバイスから複数のストリーマーデバイスに接続する場合、Wacom Bridgeで使用できる接続は1つの接続のみです。
-
-
Wacom Bridgeの解像度に制限はありますか?
- Splashtop On-Prem は現在、最大 4K 解像度までしかサポートしていません。
-
リモート セッションの Ctrl+Alt+Del 画面とシステム プロンプトでペン入力が機能しない場合はどうすればよいですか?
-
これは現在、OSレベルのセキュリティプロトコルによるWacomタブレットの制限となっております。キーボード、トラックパッド、またはマウスを使用して、システムプロンプトを操作してください。
-
-
ユーザーを切り替えてWacom Bridgeを使用できますか?
-
2回目のログインでWacom Bridgeを使用したり、ユーザーを切り替えたりするには、まずOn-Prem アプリの ActionsメニューからWacom Bridgeを切断します。次に、他のユーザーとしてログインした後、Wacom Bridgeを再接続します。
-
-
Wacom Bridgeに関する不明点は、Wacom FAQをご確認ください。
詳細は、以下をご確認ください。 https://www.splashtop.com/blog/introducing-project-mercury