システムツール

はじめに

システムツールは、Web管理コンソールからWindows (Windows 7 以降) および Mac OS (10.11 以降*) 診断ツールに、直接アクセスできるための新しい機能です。

現在、下記の機能がご利用いただけます。

  • タスクマネージャー(Windows およびMac OSのみ)
  • レジストリエディタ (Windows のみ)
  • デバイス管理者 (Windowsのみ)
  • サービス管理者(Windowsのみ)

※10.15以前のMacOSのバージョンは、お使いのWebブラウザによって互換性が異なります。

全般

サポートされているプラットフォーム

プラットフォーム

  1. リモートタスクマネージャーは、次の場合にご利用いただけます。
    • On-Premアプリ (v3.7.2.0以降):Windows、Mac
    • ストリーマー(v3.7.2.0以降):Windows、Mac
  2. リモートレジストリエディタは、次の場合にご利用いただけます。
    • On-Premアプリ (v3.7.2.0以降):Windows、Mac
    • ストリーマー(v3.7.2.0以降) :Windows
  3. デバイス管理者は、次の場合に使用できます。
    • On-Premアプリ (v3.7.2.0以降):Windows、Mac
    • ストリーマー(v3.7.2.0以降) :Windows
  4. サービス管理者は、次の場合に使用できます。
    • On-Premアプリ (v3.7.2.0以降):Windows、Mac
    • ストリーマー(v3.7.2.0以降) :Windows

使用方法

Splashtop Gatewayから

システムツールには、「コンピュータ」項目からアクセスできます。コンピュータを選択し、右側の歯車マークをクリックします。次に、バックグラウンドアクションを選択します。新しいブラウザタブが開き、選択した背景アクションが表示されます。

Splashtop On-Premアプリから

コンピュータリストでコンピュータを選択し、システムツールアイコンをクリックします。次に、バックグラウンドアクションを選択します。新しいブラウザタブが開き、選択したシステムツールセッションが表示されます。

重要な注意点

オールインワン Gateway の場合、On-Premアプリからセッションを開始するには、 信頼できる SSL 証明書 が Gateway にインストールされていることを確認してください。

クラスタリング Gatewayの場合、セッションの確立に必要な信頼されたSSL証明書がロードバランサーと各リレーノードの両方にインストールされていることを確認してください。

チーム設定:

バックグラウンドアクションの設定は、Web管理コンソール内の 「設定」⇒「チーム設定」⇒「無人アクセス」で構成できます。初期値では、バックグラウンド設定はアドミンとオーナーに対して【有効】になっています。オーナーアカウントへのアクセスを制限したり、チームメンバーにアクセスを拡張したりできます。

ストリーマー側の動作

バックグラウンドアクションは、リモートセッションの一種として扱われます。バックグラウンドアクションを開始すると、対象のエンドポイントのストリーマーに次のようにセッションステータスが表示されます。

さらに、セッションインジケーターや接続ポップアップが表示されます。バックグラウンドセッションには、次のスクリーンショットに示すように、専用のアイコンがあります。

ba8_ja.png 

リモートセッションに関しては、セッションインジケータ、セッションポップアップ、またはその両方を表示するかどうかをWeb管理コンソールで設定できます。これを行うには、「設定」⇒「チーム設定」⇒「無人アクセス」「セッションインジケーター」に移動してください。

セッション履歴

システムツールセッション履歴には、Web管理コンソールからアクセスできます:「履歴」項目「セッション:システムツール」へ移動してください。

システムツール - リモートタスクマネージャー

リモートタスクマネージャーを使用すると、直接接続したり、リモート接続でユーザーを中断したりすることなく、 Splashtopから直接 Windows タスクマネージャまたはMac OSアクティビティモニタにアクセスできます。

バックグラウンドアクションのタスクマネージャーを選択すると、新しいブラウザが開き、下記のページが表示されます。

ba12_ja.png

a)ここから別のバックグラウンドアクションに切り替えできます。

ba13_ja.png

b) プロセスを選択し「タスクの終了」から終了できます。

ba14_ja.png

c)検索とフィルタリング:

ba15_ja.png

システムツール - リモートレジストリエディタ

レジストリエディタを使用すると、直接接続したり、リモート接続でユーザーを中断したりすることなく、 Splashtopから直接Windowsレジストリエディタにアクセスできます。

システムツールのリモートレジストリエディタを選択すると、新しいブラウザタブが開き、次のページが表示されます。

ba16_ja.png

a)新しいキーを追加します。

ba17_ja.png

b) キー値を変更します。

ba18_ja.png

c)キーの名前を変更します。

ba19_ja.png

d)キーを削除します。

ba20_ja.png

 

システムツール - リモートデバイスマネージャー

デバイス管理者を使用するとリモートPCに、直接接続したり、リモート接続でユーザーを中断したりすることなく、 Splashtop内から直接Windowsデバイスマネージャーにアクセスできます。

システムツールのリモートデバイスマネージャーを選択すると、新しいブラウザタブが開き、次のページが表示されます。

devicemanager1_ja.png

次に、ネットワークアダプタなどのハードウェアを選択できます。

devicemanager2_ja.png

左上隅に表示される「操作ボタン」からデバイスを有効または無効にする選択ができます。クリックすると次のようになります。

devicemanager3_ja.png

「有効」または「無効」をクリックするとすぐに確認ウインドウが表示されます。

devicemanager4_ja.png

デバイスの横には、ステータスを示す3つの異なる記号が表示されます。

記号 記号の意味 コード*
devicemanager7_ja.png

デバイスは無効になっています。

22
devicemanager6_ja.png デバイスには重大ではない問題があります。 1, 3, 9, 10, 12, 14, 16, 18, 19, 21, 24, 28, 33-44, 46-5
devicemanager5_ja.png デバイスに重大なエラーが発生し、正しく機能できません。

22, 29, 31, 32, 45

※対応するコードは、Microsoft の Web サイトから確認できます。
システムツール - リモートサービスマネージャー

サービス管理者を使用すると、リモートPCで直接接続したり、リモート接続でユーザーを中断したりすることなく、 Splashtop 内からWindowsサービスマネージャーに直接アクセスできます。

バックグラウンドアクションのサービス管理者を選択すると、新しいブラウザタブが開き、次のページが表示されます。

servicemanager1_ja.png

各サービスのスタートアップタイプの変更ができます。現在のステータスをクリックします。「Manual」にはいくつかのオプションが表示されます。

servicemanager2_ja.png

スタートアップタイプの種類を変更すると、リモートPCで即座に適用されます。

右側には、各サービスの現在のステータスを変更できるアイコンがいくつかあります。

servicemanager3_ja.png

「一時停止」機能はサービスではご利用できないことが多いため、グレー表示されておりますのでご了承ください。
これらのアクションはシステムレベルで実行され、現在サインインしているWindows ユーザーの権限を無視します。

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