音声通話は、VoIP(Voice over Internet Protocol)に似た機能で、音声チャットを
使用してリモートセッション以外の別のコミュニケーション方法をユーザーに提供します。
リモート接続しながら、ローカル側とリモート側のユーザーが簡単に会話することができる機能です。
要件
- Splashtop Gateway v3.18.0:有人リモートセッションと無人リモートセッションの両方をサポート
- On-Prem クライアントアプリ v3.5.0.5以降
- On-Prem ストリーマー v3.5.0.5以降
はじめに
- Splashtop Gateway Web コンソールで設定が有効になっていることを確認します。
Splashtop Gatewayにオーナーとしてログインして、管理タブ > チーム設定を開きます。
- リモートセッションで通話を開始:
リモートセッション中の上部ツールバーから、[音声通話の開始]をクリックします。
呼び出していることを示す発信ダイアログが手元PC(On-Premクライアントアプリ側)に表示されます。
リモート先PC(ストリーマー側)では、ユーザーが呼び出しに応答するための着信ダイアログが表示されます。
リモート先PC(ストリーマー側)のユーザーが着信に応答すると、ダイアログのステータスが「通話中」に変わり、通話が可能になります。
※
- 手元PC(On-Premクライアントアプリ側)のユーザーからのみ通話の発信ができます。
- リモート側(ストリーマ側)のユーザーのみが、通話に応答できます。
- マイクやスピーカーは、ミュートにできます。
- 複数のリモートセッションを同時に使用する場合は、1つのリモートセッションに対してのみ音声通話が許可されます。
- 現在のところ、音声通話の際にリモート先ストリーマーのサウンド設定を「クライアント側(接続元)の音声のみ出力」、または、「ストリーマー側(接続先)PC、クライアント側(接続元)、両方の音声を出力」に設定すると、手元PC(On-Premクライアントアプリ側)は、リモート先PC(ストリーマー側)のサウンド/ミュージックを通話外で再生できなくなります。
たとえば、ユーザーはサウンド設定を「クライアント側(接続元)の音声のみ出力」に設定し、ストリーマー側でYouTubeの音楽を再生するとします。音声通話中は、ストリーマー側のYouTubeの音楽は、On-Prem クライアントアプリ側で停止されます。音声通話が終了するとストリーマー側のYouTubeの音楽が再生されます。