Splashtop On-Prem では、ローカルコンピュータ(接続元)とリモートコンピュータ(接続先)間のファイル転送が特に簡単になりました。これは、リモートコントロールセッションを確立してもしなくてもご利用いただけます。この記事では、Splashtop On-Prem のファイル転送機能を紹介します。
- セッション外のファイル転送
- セッション中のファイル転送
- ファイル転送機能を無効にする
- ファイル転送ログ
セッション外のファイル転送
セッション外でのファイル転送は、アクティブなリモートコントロールセッションを必要としません。この機能は、FTP接続と同様の方法で使用できます。
オフセッションのファイル転送を開始するには、Splashtop On-Prem クライアントにログインします。ボタンをクリックして、ファイル転送ウィンドウを起動します。認証のために、リモートコンピュータのユーザー名とパスワードを入力する必要があります。
どちらのコンピュータ情報も参照でき、中央の矢印ボタンをクリックしてコンピュータ間で簡単にフォルダやファイルを送信できるようになりました。
セッション中のファイル転送
セッション中のファイル転送は、リモート接続中に行われます。セッション中のファイル転送には3つの方法があります。
- ファイル転送ボタン: このボタンは、リモート接続が開始されると、メニューバーに表示されます。
- コピー&ペースト: リモート接続時に、リモートコンピュータからファイルやフォルダを直接コピーして、ローカルコンピュータに貼り付けできます。また、その逆も可能です。
- ドラッグ&ドロップ: リモートコンピュータのウインドウからファイルやフォルダをドラッグして、マウスを使用してローカルコンピュータのウインドウにドロップできます。また、その逆も可能です。
ファイル転送機能を無効にする
デフォルトでは、ファイル転送機能が有効になっています。しかし、チーム管理者(オーナーアカウント)は、特定のITセキュリティポリシーを遵守するために、この機能を無効にする権限を持っています。
オーナーのアカウントで Splashtop Gateway Web ポータルにログインし、以下の手順でファイル転送機能を[無効/有効]にします。
ファイル転送ログ
すべてのファイル転送アクティビティは、監査目的でシステムに記録されます。ログは Splashtop Gateway Web ポータルの「履歴]」メニューのドロップダウンリストで確認できます。