Windows上のSplashtop On-Prem アプリとストリーマーは、デバイスに内蔵されたハードウェアを利用してハードウェアアクセラレーションを有効にすることができます。ハードウェアアクセラレーションを有効にすることでローカルコンピュータ(クライアント)とリモートコンピュータ(ストリーマー)のCPU負荷を軽減し、リモートセッションのパフォーマンスを向上させます。
要件
- Splashtop On-Prem アプリ(Windows) v3.3.8.0 以降
- Splashtop ストリーマー(Windows)v3.3.8.0 以降
Splashtop On-Prem アプリでハードウェアアクセラレーションを有効にする方法
- Splashtop On-Prem アプリにログインし、「ファイル」から「基本設定」を選択します。
- 「詳細」タブに移動し、「ハードウェアアクセラレーションを有効にする」を選択します。
Splashtop ストリーマーでハードウェアアクセラレーションを有効にする方法
リモート接続するリモートコンピュータでSplashtop ストリーマーを開き、「詳細」タブに移動し、下にスクロールして「ハードウェアアクセラレーション」オプションのボックスにチェックして有効にします。
サポートされているハードウェア
Nvidiaグラフィックス、AMDグラフィックス、および、Intelグラフィックス
Splashtop On-Prem アプリで、このオプションをオンにすると、ローカルコンピュータに搭載されているハードウェアを利用してデコードするため、リモートセッションのパフォーマンスが向上します(1080P解像度で最大60fps、4k解像度で最大30dps)。また、ローカルコンピュータのCPU負荷も低減できます。
Splashtop ストリーマーで、このオプションをオンにすると、リモートコンピュータに搭載されているハードウェアを利用してストリーミングデータをエンコードするため、リモートセッションのパフォーマンスが向上します(場合によってはfpsを最大50%以上増加)。また、ストリーマーがインストールされているリモートコンピュータのCPU負荷を低減できます。
注意:
- リモートセッションのパフォーマンス(FPS)は、レンダリングオプション、ストリーマー設定、ネットワークステータス、ネットワーク帯域幅など、他の設定/要因の影響も受けます。