Splashtop Streamer for Androidは、無人でアクセスできるゼロタッチデプロイメントに対応していますので、その手順をご紹介します。
必要条件
- Splashtop On-Prem用ストリーマー:v3.5.5以降
- Android for Workに対応したMDMシステム
ステップ 1: SplashtopのWeb管理コンソールで大量配布パッケージを作成する
チーム管理者でSplashtop Gatway Webポータルにログインし、「管理 」> 「展開」に移動します。「展開パッケージの作成」ボタンをクリックして展開パッケージを作成すると、次の手順に必要なすべてのパッケージの展開コードが生成されます。展開パッケージのパラメーターの詳細については、 こちらのページを参照してください。
ステップ2:ストリーマーとアドオンのプッシュインストール
Android EMM登録済みのMDMシステムで、Splashtop On-Prem用ストリーマーと必要なアドオンを承認、追加し、対象デバイスにインストールをプッシュします。
ステップ3:必要なマネージド設定パラメータを対象デバイスにプッシュする
Splashtop Streamer
以下の アプリのパラメータを設定し、その他のフィールドは空欄にします。
キー |
名前 |
タイプ |
値 |
MDM_DEPLOY_GATEWAY_ADDRESS |
API サーバーアドレス |
文字列 |
Gatwayのアドレスを入力します。例えば、Gatwayが192.168.1.1に展開されている場合は、「https://192.168.1.1」 を入力します。例えば、443ポート以外で構成されている場合は「https://192.168.1.1:444」などでポートを指定できます。 |
DEPLOY_CODE |
コードのデプロイ |
文字列 |
手順 1 で生成されたデプロイコードを入力します |
MDM_DEPLOY_PRODUCT
|
製品コード |
文字列 |
「SPT01」を入力 |
MDM_DEPLOY_GATEWAY_CERT_IGNORE |
SSL証明書を無視 |
Bool |
Gatewayに有効なSSL証明書がインポートされていない場合は、このフィールドをTRUEに設定すると、展開時にSSL証明書の警告が自動的に無視されます。 |
Add-on
ほとんどのアドオンは、デバイスにインストールされていれば、追加設定することなく動作します。なお、一部のSamsungやZebraのデバイスでは、アドオンを有効にするために追加設定を行う必要があります。
ステップ4: ストリーマーをリモートで起動する
MDMがIntentの実行をサポートしている場合、MDMを通じてリモートでストリーマーを起動することができます。例えば、Workspace ONE UEMで「ファイル/アクション」からストリーマーを起動する手順は次の通りです。
1)「デバイス」→「プロビジョニング」→「コンポーネント」→「ファイル/アクション」の「インストールマニフェスト」で以下のインテント形式で作成します。
mode=explicit,broadcast=false,action=Android.intent.action.MAIN,package=com.Splashtop.streamer.csrs.enterprise,class=com.Splashtop.streamer.oobe.FirstActivity
2.「デバイス」⇒「プロビジョニング」⇒「製品一覧の表示」で製品を作成し、
作成された「ファイル/アクション」を含めます。
3.製品を通じて、対象デバイスでストリーマーを起動します。